「子供が不登校になって、親の私自身が取り乱し、『なぜ我が子が不登校になったのか』『子育てが間違っていたのか』『学校のせいか』『担任が悪いのか』等々、自責の念に駆られたり、他人のせいにしたりしていました。しかし、先生に出会い、話を聴いてもらっているうちに、少しずつ心が落ち着いてきました。先生の助言で、私の心に響いたのは、「今一番大切なことは、『子供の心の声を聴くことを心がけましょう』という言葉です。また、先生の声や話し方にも癒されました。知らず知らずのうちに、子供にプレッシャーを与え、過大な期待に苦しんでいたなんて、そばにいながらわかりませんでした。このことで、私たち夫婦も親として成長することができました。そして、『お母さんは、太陽のようにいつも笑顔で、お父さんは、空のように雄大でありたいものです』と教えてもらい、現在も心がけています。紆余曲折はありましたが、おかげで、不登校の中学生だった娘は、高校、大学と進学し、現在は2児の母になり幸せに暮らしています。